ウルトラマン・パート２

昔、バブルの頃だったか、テレビで「ウルトラマンをつくった男たち」というドラマが放映されたんだ。
ＤＶＤになっていたのを最近になって知り購入、久しぶりに鑑賞してみた。これが滅茶苦茶面白い。

端役の一人一人にまで徹底された、あまりにも豪華で、尚且つファンならニヤリとさせられる俳優陣、
最初から最後まで一切ダレない脚本。アナログ特撮の舞台裏に渦巻く情熱と苦悩。
そして創作活動以外には無頓着な主人公の不器用な恋愛…何もかもが素晴らしすぎる。
ウルトラマンファンならずとも、特撮ファンなら、いや昭和を生きた人間なら誰もが幸福な気分に浸れる逸品だ。

この作品がなぜこれほど低い知名度なのか理解に苦しむ。
特撮関連の映像作品全体の中で、これは頂点に君臨していい名作だと思う。

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